ぐちゃぐちゃ記

様々なことの私感を。

僕の人生を変えた映画『LIFE!』

ども!混沌です。

今日は僕の人生を変えた映画をご紹介します。

 

僕は大学卒業後、自動販売機にジュースを補充する仕事に就きました。

トラックに乗って一件一件得意先を回り、ジュースを補充するのですが、なんというか、激烈にブラックな仕事で朝早くから夜遅くまで毎日働いていました。

 

一番キツかったのが、基本的に一人なので人と話す機会が少ない仕事であること。 

なんとか現状から抜け出したくて思考錯誤の結果、ある仕事にたどり着きました。

 

しかし、その仕事は当時の僕からするとかなりハードルが高かった

そして、準備を全くしていなかったから、その仕事に就くのに何年かかるかわからなかった。

 

どうしようか迷った僕の背中を押してくれた映画がこのLIFE!』なのです。(前フリなげー

LIFE!』を紹介する前に、読者の皆さまは私の罠にハマっていることにお気づきでしたか?

 

そう。この記事は『LIFE!』の紹介兼、自己紹介③の内容が含まれているのです。笑

 

どんだけ自分のこと紹介したいんだヴォケ!という声が聞こえてきそうですが、大事な映画って自分の人生に密接に関わってくる映画やん?(ドヤ①)

 

 

LIFE 英題:The Secret Life of Walter Mitty

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(やっと紹介が始まる・・・) 

 

 

あらすじ

LIFE誌の写真管理部に勤める主人公ウォルター・ミティー(ベン・ステイラー)は妄想の世界にブッ飛ぶのが特技。

いつでもどこでもインザトリップな彼は妄想の世界ではヒーローです。

 

しかし現実世界では、デジタル化の流れによってLIFE誌の廃刊が決まってしまいます。

それに伴い行われる人員削減。ウォルターはリストラ社員の候補になってしまいます。

 

そして最後の表紙を飾るハズのネガも行方不明そのまま発刊へのカウントダウンが始まってしまいます。

 

ウォルターはネガを送ってきた写真家のショーンオコンネル(ショーン・ペン)がネガを持っていると考え、世界を飛び回るショーンを探す旅に出ます。

 

 

息を呑むほど美しい風景

ショーンは自分が納得する一枚を取る為に世界の様々な場所を転々と移り住んでいます。

それをウォルターは追う訳ですが、ウォルターの目の前には、人知の及ばないような4千、5千メートル級の山々や、

大草原、荒野が広がります。

 

その風景があまりにも壮大で優美なんですよね。

見た事のない規模の風景に感動を覚えつつ、自分のスケールの小ささに腹が立ちます。

 

中でもお気に入りのシーンが、山の頂上からスケボーで滑り降りるシーン。雄大な景色を目の前に一気に疾走する爽快感がたまらない!思わず「フォーー!」って声出しちゃいました。是非大きい画面で見て欲しいです。

 

撮影されたグリーンランドアイスランドは絶対行きたい。いや行く。

 

 

自然と一体になる音楽

映画での音楽は、その映画の雰囲気を作ったり、登場人物の心境を現す映像以外の第二の手法だと考えています。

なのでいい映画には、大体いい音楽がセットになっているのです。(たぶん)

 

今作品の音楽は風景とリンクしている物が多く、やっぱり壮大さを感じる曲が多いです。

聞いた瞬間、映像を見ずとも広大な草原にいる事が理解できるような曲。

 

目をつぶって聞いてみてください。

1 ホセ・ゴンザレス(Jose Gonzalez

youtu.be

2 オブ・モンスターズ・アンド・メン(Of Monsters and Men

youtu.be

 

ウォルターから学ぶ人生の教訓


ウォルターが妄想を趣味とする事は先に書きましたが、妄想世界のウォルターは、勇気や行動力、

冒険心など自分に足りない部分を妄想の力で埋めた謂わば“理想の自分”なんですね。

ただそこはやはり妄想の世界、現実に持って帰る事ができる物は一つもありません。

 

そして彼の妄想癖は悪化し、ラストシーンでは妄想している事すら妄想だったという世にも奇妙な物語的なオチを予想したのですが全く違いました。笑

 

彼は理想の自分となる為のアクションを起こすんです。それが決断する事。

ショーンを追う旅の中で何度も直面する決断の場面。

決断を経る度、それが行動になり、行動が経験になる事をウォルターは身を持って学んでいきます。決断が妄想(理想の自分)と現実を繋いだんですね。

 

決断から逃げていては何も生まれないという事を改めて考えさせられました。

 

まとめ

「どっちでもいい」めんどくささで放棄された決断、先の事を考えた慎重な考え、漠然とした未来への不安。

これを否定する訳じゃないです。誰もが抱えるコンプレックスだとも思います。

ただ自分が動く事でしか自分は変える事ができないのです。

 

この作品には人の好奇心や「~したい!」という潜在意識を刺激するパワーがあります。

先程書いたようなコンプレックスに悩む方は、絶対に何かを感じるハズ。

みんなでアツくなろうゼ!!

 

最後に作中に何度も出てくるライフ誌の社訓を載せておきます。はあ最高

 

To see the world,

things dangerous to come to,

to see behind walls,

to draw closer,

to find each other and to feel.

That is the purpose of life.

 

世界を観よう 

危険に飛び込んでみよう

壁の裏側を観てみよう

もっと近づいて

お互いを知ろう

そして、感じよう

これこそが、「生きる」ということの目的、本質なのだから

 

P.S.

僕が今何の仕事をしているかって?

多くは語らないが、あの時決断した自分を褒めてあげたいということは言えるね(ドヤ②)。