『蜜蜂と遠雷』から見る「頑張る」ということ(前編)
はいどうも混沌です!
アクセス数はまだまだ雀の涙、猫の額、俺の器(?)レベルですが、見ていてだいている人が少しでもいるということは本当に嬉しいです。
これを糧にどんどん書いていきたいと思います!
今日は『蜜蜂と遠雷』について紹介しようと思います。
見終わってすぐに書いているので、何もまとまっていませんし考察とかそんなんでもないです。
ただ最近見た邦画の中で、頭一つ抜けて面白かったので是非紹介したいと思った訳です。
蜜蜂と遠雷(2019)
あらすじ
「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」というジンクスをもち、近年高い注目を浴びる芳ヶ江(よしがえ)国際ピアノコンクール。
ピアノの天才達が集うこのコンクールの予選会に、若き4人のピアニストが現れる。7年前の突然の失踪から再起を目指す元・天才少女、英伝亜夜(松岡茉優)。
“生活者の音楽”を掲げ、最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者、高島明石(松坂桃李)。
今は亡き“ピアノの神”からの「推薦状」を持つ謎の少年、風間塵(鈴鹿央士)。
熱い“戦い”を経て、互いに刺激し合い、葛藤し、成長を遂げ<覚醒>していく4人―。
その先に待ち受ける運命とは。
(Filmarks より引用)
キャスト
この作品の魅力の一つにキャストがあります。
個人的に一番好きだったのが、松坂桃李でしたね。
音楽が好きで、自分に正直でありたくて、でも自分が凡人であることも理解していて、、、
観客が一番感情移入するであろうキャラクターを見事に演じていました。
なんていうんですかね、松坂桃李はイケメンやし天才にも見えるけど、超庶民っぽいリアクションするんすよね。
天才達の演奏を見て、ヤバすぎて思わず笑っちゃうところとか良かった。
僕らも明らかに自分とのレベルの差を感じた時とかどうしようもなくて笑っちゃうと思うし、そこを表現できているのが俳優としてすごいなと思いました。
本当に『虎狼の血 LEVEL2』と同一人物なのか。笑
役者ってすげえ。
天才側の人達も全員良かった。
森崎ウィンは叩き上げ系優等生タイプの天才、鈴鹿央士は純粋少年感覚派天才とそれぞれ違うタイプの天才を演じ分けていてすげえな(すげえって便利な言葉ですよね)と思ったし、もう一人の天才を演じる松岡茉優に至っては実在感まで感じる始末、、、
これからどんなに興味のないジャンルでも松岡茉優が出ていたら見てしまうかも。
そのくらい演技の信頼感がありますね。
松岡茉優が演じる天才は、”元”天才。
「母親の死をきっかけに、音楽への向き合い方や人との付き合い方がわからなくなっている」
っていうことが演技でわかるのヤバくないですか?
動作には気品があるのに母親との思い出の品であろう水筒は雑に扱っていたり、母親の話題になったときに目線が泳いだりその動揺が機微になって現れていたりするところを見て、母の死との向き合い方がわからないんやろなあって想像できてしまう。演技で。
ヤバい(勢いでブログを書くと話はまとまらないし、IQ4くらいの文章になりますね。)。
後、演技でいうと、ピアノを弾く演技も良かった。
僕はピアノを弾くことはできないからよくわからなかったけど、プロと茉優さんがどこで入れ替わっているのか全然わからなかったし、むしろ本当に弾いているんじゃないかと思えるほどの機敏な動き、、、
どこまでハイスペックなんだろう、役者とは。
ダラダラ書いてしまいましたが、とにかくナイスなキャストがナイスな演技をしてたので、その部分だけでも一見の価値アリだと思います!
よし、続きは明日にします。映画見たいし。笑
明日は、『蜜蜂と遠雷』の音楽について、そしてタイトルにもある「頑張る」ということについて書いていきたいと思います。
そう、明日も見ていただかなくてはタイトルの意味がわからないのです、、、こりゃあ困った!
「は?何よこの引きの下手さ」と思った方も「まあ暇やし次も見たるか」という方も、明日このブログで会いましょう!
ではでは。